2005年06月05日

ROA,ROE で自社の収益性を確認する

BSC における財務の視点の中で、ROA,ROE という言葉が出てきました。
これは企業・ビジネス組織の収益性を表す指標として、最近は重視されている指標ですので、今日はもう少し詳しく見たいと思います。

これらの指標は、財務諸表の貸借対照表から資産・資本をどれだけ効率的に使用して儲け(利益)を出しているか、というのを示しています。この値は高ければ高いほど良いものです。

<ROA>

ROA は Return On Assets の略で、総資産利益率と訳します。
数値は 当期純利益/総資産 で求めます。

当期純利益は税引き後の最終利益のことです。
総資産は自分の手元にある資本と、他人から借りた借金の合計です。

資本と借金を合計した値が総資産であり、総資産をどの程度効率的に使用して最終的な利益を出しているのか、ということを示します。

<ROE>

ROE は Return On Equity の略で、自己資本利益率と訳します。
数値は 当期純利益/自己資本 で求めます。

自己資本とは株主資本とも言われ、株主から集めたお金や自分の手元資金です。
企業が解散した際には、この自己資本が株主に分配されます。

従って、ROE は株主の投資がどれだけ利益を生み出しているのかを示します。
株主としては、自らの当資金の効率性がわかるため、重視している指標です。


つまり、ROA が企業全体の効率性を表し、ROE が株主にとっての効率性を表します。ただし、借金を増やして自己資金を減らすと、ROA は同じでも ROE を意図的に上げることもできます。そのため、自己資本比率というものも重要な指標になってきます。 自己資本比率=自己資本/総資産

ROA が 10% 以上であれば、非常に効率的な会社と見られます。
はっきりと ROA, ROE という指標で目標を持つのも今のビジネスでは必須です。
posted by jhirano at 20:02| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスの掟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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