2005年06月08日

ニーズとシーズ

今日はニーズとシーズという言葉について書きます。
なお、これは後日書く予定のコラムへの“前振り”のようなものです。

ビジネスの世界では「ニーズ」と「シーズ」という言葉を聞きます。
ニーズ(needs)とは顧客の「獲得要求」のことです。
一方、シーズ(seeds)とは企業の「提供要求」のことです。

つまり、顧客(お客様)が「こんなものを欲しい」と思うのがニーズ、
企業が「こんなものを提供したい」と思うのがシーズです。

近年では、ニーズが益々高度化・多様化・多質化し、シーズとの食い違いが大きくなっていると言われています。「お客様の要求に応えきれない」という現象です。

高度成長期はテレビ・冷蔵庫・洗濯機が求められ、その本質は見る・冷やす・洗うという“基本機能”への要求でした。最近は、より薄く/大きく・より長持ち/省エネ・より白く/乾燥などといった、高度な要求に変わってきています。

これらのニーズとシーズのマッチングが企業に求められる価値です。
いくら「プラズマディスプレイを提供したい」と企業が考えても、お客様が「液晶が欲しい」と思っては期待に応えることはできません。
結果として、いかに優れた技術であっても、企業のシーズだけでは売れないことになります。

ニーズにもシーズにも「譲れない一線」というものがあると思います。
それをどのように調和させ、ニーズを満たしながらシーズに沿った形で商品を提供し、利益を出していくのか、これが今の企業に求められています。

極めて難題ですが、ニーズとシーズの追求を怠らないようにしましょう。
posted by jhirano at 14:53| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスの掟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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